マラケシュ→イムン・イフリ→ワルザザード
10月〜3月は朝8時、4月〜9月は朝9時、市内の集合場所から出発。
平野を抜けながら、山間部の街、デムナットを目指します。日曜日にはスークが開かれるので、日曜日出発のお客様は簡単なスーク見学も可能。
観光地ではない田舎町の市場を覗き見ながら、いざ、イムン・イフリへ!到着後は、長い階段を降りて、巨大洞穴の見学へ。降りて登って約30分。運動し慣れない方は、下りずにお待ちいただいても構いません。
天然の造形美を味わった後は、同じく奇跡的に地表に現れている恐竜の足跡見学へ。赤い大地に転々と続く足跡に太古の生命の息吹を感じながら、恐竜の時代へ気分はタイムスリップ。モロッコが持つ自然遺産の一端をお楽しみ下さい。
見学後、車はさらにアトラス山中深くへと進みます。道中、小さなベルベル村の伝統家屋でお昼ご飯。
お客様の訪問に合わせて丁寧に作られた自家製タジン。家庭料理のあたたかさをお召し上がり下さいませ。パン焼き窯の他、伝統家屋の中でどんな風に家畜が飼われるか等、山岳地帯に暮らすベルベル人の日常生活の一端をご覧いただけます。
(お手洗いは和式にも似たアラブ式です。お手洗いを詰まらせないためにも、水溶性の紙をご利用いただくとともに、ご利用は最小限でお願いいたします)
昼食後はこのツアーのハイライトとも言える、山奥のベルベルの秘境の村へ!
道中の風景の美しさもさる事ながら、ティグルムトと言われる石と木と土で作られた古い伝統建築は、山に張り付くようにそびえ立つ摩天楼のよう。高いものは5階建てにもなる建物群は、古いもので500年前の建築とか。
古の伝統が、今も人々の暮らしの中にある姿は圧倒的な迫力。観光地化している幹線道路沿いの村とは比べものにならない存在感とリアリティーの中で、現代に生きる古の暮らしの力の強さを感じていただきます。
(月曜日はこの付近に小さな市が立つので、モロッコ国内でも珍しくなった、山岳部の伝統的な小さな市の様子をお楽しみいただく事が可能です)
村を出発した後は、山間を流れる清流やクルミの木々の緑等、アトラス山脈の山岳美をお楽しみいただきながら一路ワルザザードへ。
地元に根ざした旅行会社ならではの、マニアックなルートどり。他社ではご案内できない特別な1日をお楽しみ下さいませ。
※ 冬期の雪、夏期の大雨等の状況によっては、通常の「メルズーガ大砂丘2泊3日」コース1日目と同様の内容に変更させていただく可能性がございます。あらかじめご了承下さいませ。
※ また、非常に細かいカーブの多い山道となります。車酔いされる方は、酔い止めをご用意いただき、イムン・イフリの洞窟見学前あたりから飲んで頂くと良いでしょう。
※ このツアーは足場の悪い所を歩きます。歩きやすい靴でご参加下さいませ。
ワルザザード→マラケシュ
朝9時(※サマータイム期間も共通)にホテルを出発し、 世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥへと向います。村内では、村長さんであった家系の方が今も暮らすカスバを見学。伝統建築の様子をご覧頂きます。
1時間ほど村内を見学していただいた後は、古のキャラバンが黄金の都トンブクトゥーからマラケシュを目指した時に使ったと言われる旧道を経由し、20世紀初頭、巨大な力を持った摂政「グラウィ」の持ち物の中でも最も壮麗な「テロウェットのカスバ」を訪ねます。
メイン居室であったと言われる広間のモザイクの美しさは圧巻。道中、崖に張り付くように作られた穀物倉庫や、山に散らばる美しい村の数々等、とても美しい風景が続く旧道の道中も見所です!
テロウェット到着後、カスバを見学した後昼食へ。
昼食後は一路マラケシュを目指します。
マラケシュへの到着はおよそ16時30ごろ。夕方から一番のにぎわいを見せるフナ広場、商人たちがひしめくスークなど、モロッコで今一番ホットな町の一番熱い時間帯をお楽しみ頂けます。
弊社にてホテル手配のお客様はホテル、又はその近くの広場まで、その他のお客様は、フナ広場近くGland Hotel Tazi前までお送りしてツアー終了。