マラケシュ→村のお料理教室→マラケシュ
朝9時に、ご宿泊ホテル、もしくはホテルの近くの広場で待ち合わせ、マラケシュ近郊のベルベル村へ出発!
市内中心地からほんの30分車でゆられた所には、マラケシュの中心地とは全く異なるリズムの生活が生きています。
舗装道路から未舗装道路へと別れる道では、田舎村へと向かうロバ車(ロバシャ!)のお迎えが。モロッコの田舎の王道の交通手段にゆられて、お料理を教えていただく家庭へと向かいます。(そのまま車両で向かう事も可能です。ご不要の方は事前にお知らせ下さいませ)
モロッコ料理のおいしさの真髄は家庭料理に有り!
その奥深さを、主婦経験も豊かなベルベル人おばちゃんの指導でじっくりお楽しみ下さい。
お料理が出来上がったら、お宅の皆さん、そして時にはご近所さんの飛び入り参加も?!といった田舎ならではの雰囲気の中でご飯をいただきます。
「今そこにあるものを、皆で分かち合う」という事は、モロッコでとても大切にされるおもてなし、いたわり合いの心。出来上がったお料理にも、モロッコ料理のもう一つの大切なスパイスである「分かち合いの心」を入れて、おいしくお召し上がり下さい!
(お金を払ったのだから食べるのは自分たちだけにして欲しいと思われるお客様はご参加をご遠慮下さいませ。お料理は伝統に則り、飛び入り参加も見越した十分な量で用意されます。)
お料理後は、近くの畑をめぐりながらベルベル村の生活の一端を見学します。
ご希望のお客様にはオプションで、田舎の一人入浴用ハマム入浴体験もご用意可能。
(オプション料金:お一人様+50DH。タオル、石鹸、ミニシャンプー、ドライヤーをご用意しております。)
モロッコ広しといえど、なかなか体験できないサービスです。
ハマム体験の無いお客様には食後のお散歩後、ハマム体験付きのお客様にはハマムサービス終了後、この日のプログラムを終了。
それぞれ16~17時頃に車両にてご宿泊ホテル、もしくはホテル近くの広場までお送りしてツアー終了。
■【パン&タジンコース】
モロッコ料理で一番スタンダードなのがタジン。モロッコ人の食卓の、基本中の基本です。弊社のプログラムでは、お肉は、チキン、ビーフ、マトンからお客様に事前選択していただけるので、より好みに合わせたプログラムをお楽しみいただけます。(ただし、1回の出発につき1種類のみ。予約時にご指定下さい。)
「おいしい」と大評判のモロッコのアラビアパンも、伝統的な薪の釜で焼き上げていただく形で調理体験。
モロッコ料理の基本中の基本を、このコースで学習していただけます。
■【クスクス】
モロッコでは、クスクスは金曜日に食べるもの。季節のお野菜をたっぷりいただく事ができるので、とってもヘルシー。
スープや「世界最小のパスタ」と呼ばれるクスクスの味付けで、料理人の腕が分かるとも言える、単純ながら奥の深い料理です。
弊社では、昔ながらにクスクス粒を小麦粉から手作りしていただける、貴重なプログラムにアレンジ。
日本ではインスタントのクスクスが販売されているので、帰国しても気軽にお楽しみいただけるメニューです。お肉は、ビーフかチキンの選択肢。
ご予約時にご指定下さい。(1回の出発につき1種類のみ。ご予約時にご指定下さい)
■【トリッド】
モロッコ中のレストランを探しても、このメニューを普通に食べられる所はほとんどありません。モロッコも、タジン&クスクスだけじゃないんだぞ!という、おいしい家庭料理の一つです。
ホテルの朝食メニューに出て来る事で人気が高く、「レシピを教えて下さい!」という声も非常に多い「ムスンメン」というモロッコ式クレープをたくさん焼いて用意するマラケシュ式トリッドに、チキンソースをたっぷりかけていただきます。ムスンムンと、その活用法を一度に学べる、モロッコ通向けの上級者プログラムです。
※また、1回のお料理教室に2つのメニューをお申し込みいただく事は時間の都合上、そして作ったものを必要以上に余さないという観点からもお引き受けする事ができません。ご了承下さいませ。
※このプログラムは、田舎の一般家庭のお台所を利用して行われます。真っ白なタイルに、使う道具は全てステンレス…といった雰囲気ではありません。一般家庭の常識の範囲内で調理師免許保有者の監修のもとで清潔であるよう心がけていますが、4月~5月、10月には季節的にもハエが国内各地で非常に増えます。あらかじめご了承下さいませ。
※ラマダン前1週間~ラマダン後1週間の間は、このプログラムはお休みとなります。