ワルザザード→ケラァ・デ・ムグーナ→ダーデス谷
朝8時にワルザザートを出発。旧50DH札にも描かれたスコーラのカスバ、アムリディルにてフォトストップの後、カスバ街道を進みます。5月には街がほのかなバラの香りにつつまれるバラの産地、ケラァ・デ・ムグーナでトイレ休憩&ローズ製品のショッピングをお楽しみいただいた後、山側へと方向転換。
伝統的な生活の色濃く残る、山奥のトレッキングエリアに沿って続く未舗装道路へと向かいます。写真には納めきれない雄大な山岳風景と山間の澄んだ空気をお楽しみ下さい。
道中、小さな村にあるトレッキングベースで昼食をいただいた後、未舗装道路をさらにダーデス谷へと進めます。
このエリアは、現在も洞窟に暮らす遊牧民と出会えるチャンス。タイミング良く彼らに出会えたら、お宅にお邪魔してお茶をいただき、生活ぶりを見学させていただきます。
岩だらけの道をさらに進むと、そこはもうダーデス谷。人体の谷、とも言われる奇妙な岩が「生える」不思議な風景を前にフォトストップを取った後、谷の奥のホテルへと向かい、チェックイン。
チェックイン後は、川を越えて向こう側に続く1本道の谷の探検をお楽しみいただくも良し。(万一のために、必ずホテルレセプション、もしくはドライバーに谷に向かう旨お伝え下さい)舗装道路をさらに奥へと進んでモロッコの「いろは坂」を徒歩でお楽しみいただくも良し。
緑の薫る谷の空気を、めいめいお楽しみ下さい。
※遊牧民は季節によって草のあるエリアに移動するため、お会いいただけない場合もございます。
ダーデス谷→トドラ谷→メルズーガ
朝9時にホテルを出発し、モロッコの「いろは坂」とも言えるダーデス谷の曲がりくねった道を奥に進み、豊かな水の流れる谷の風景をお楽しみいただいた後、元来た道へと引き返し、ティネリールの街を経由してトドラ谷を目指します。
(毎週月曜日はティネリールの街に大きなスークの立つ日。この日に当たった場合は、谷に行く前にこの地域のベルベル文化を肌で感じられるこの青空市の見学を行ってから谷へと向かいます。)
谷の手前、地元で「聖なる魚の泉」と呼ばれる泉で車を降り、ジャングルのようにヤシの林が生い茂るトドラ谷のオアシスのお散歩をお楽しみいただいた後は谷の入り口で車を降り、透明な水のせせらぎと、天空へと200mの高さで切り立った崖の風景の下でのお散歩を存分にお楽しみいただ後、昼食へ。
昼食後はティンジダッドの街でトイレ休憩を挟んだ後、一路砂漠を目指し、夕刻にはメルズーガ、シェビ大砂丘に到着。オレンジ色の砂丘が、1日の中でも最も美しい色に染まる時間帯をお楽しみ下さい。
【キャンプ泊のお客様】
キャンプ泊ご希望のお客様は、Auberge du Sud(ロッジ)到着後には、ラクダに乗り換え、バラ色に染まる砂丘の美しい日の入りスポットへご案内致します。
バラ色の夕日に染まる砂丘を眺めながら日の入りタイムをお過ごしくださいませ。(※1)日の入り後は、ラクダにて砂丘のほとりのキャンプ地(※2)へ向かい、テントにご宿泊。スタンダードには共有の、デラックスには各テントにトイレ、シャワーの設備がございますので、水回りの心配は不要です。
お荷物は車で直接キャンプまで運ばれます。車内に施錠してご準備いただき、日の入り見学に必要な身の回りのお荷物だけお持ち頂きます。
到着後は、食事はもちろん、就寝までのひとときを満天の星空の下でお楽しみくださいませ。
【ロッジ泊のお客様】
Auberge du Sud(ロッジ)泊をご希望のお客様は、到着後には夕食の時間まで、散策がてら砂漠のほとりでめいめいにお過ごしいただき、ご夕食。
日の入りの見学時にラクダでのお散歩をご希望のお客様は、予めご連絡くださいませ。事前手配は+150DH/一人となります。現場で直接スタッフにお申し付け頂く事も可能ですが、ラクダが足りない場合には対応させていただけません。当日手配は+200DH/一人となります。
また、キャンプ泊、ロッジ泊のお客様ともども、おやすみ前までに翌朝の日の出見学の出発時刻をご確認くださいませ。日の出前に集合し、ラクダの背中に30分ほどゆられながら朝日を拝める場所までお出かけいただきます。
※1:日照の短い冬季には、必ずしも日の入り時に砂丘にたどりつけない可能性がある事をあらかじめご了承くださいませ。
※2:2019年3月より大砂丘内での宿泊は行政指導により全業者に対して禁止されており、砂丘のほとりエリアでの宿泊対応のみとなっております。
メルズーガ→タザリン→ワルザザード
キャンプ泊のお客様は、そのままキャンプ地にて砂丘の向こうから昇る日の出をお楽しみいただき、その場で朝食。その後再びラクダにゆられてロッジへと戻ります。
ロッジ泊のお客様は、日の出前にホテル前に集合し、砂丘からの日野で見学に出発。集合時刻は季節によって異なりますので、前日夜に、ホテルレセプションにてご確認下さいませ。日の出見学後、ホテルに戻り昼食となります。
両プランのお客様共準備が整ったら車に乗り換えて、9時頃には砂漠を後にし、アカシアの木々と、より乾燥した大地がアフリカを感じさせる南周りのルートを使ってワルザザートを目指します。
道中、タザリンにて昼食。昼食後は「シェルタリングスカイ」「バベル」等の映画撮影にも使われた、オアシスのヤシの林とカスバの村々の織りなす南部らしい風景、アンチアトラス山脈の奇妙な褶曲地層の織りなす山岳風景などをお楽しみいただきながら、ワルザザートへ。ご宿泊ホテルへご案内してツアー終了。
※マラケシュまでの移動をご希望のお客様は、ワルザザード発マラケシュ行きの送迎プランを追加いただく事で延長可能です。