要注意!荷車さんとのトラブル多発中!!


現在マラケシュ、およびフェズ等各地のリヤド宿泊時に最も大きな問題となっているのが、「車を降りた場所からリヤドに至るまで」の間で出てくる、勝手に道案内や荷物持ちを買って出る人の請求するぼったくり案内料となっています。
リヤドは旧市街の道の奥の分かりにくい所にあるものも多く。
初めてのお客様には地図を見ながら、また大きな荷物を持ち歩きながらたどり着いていただくのが難しい場所にあるものである事が大変多くなっております。

こうした事情のため、各地でそこまで荷物を運んでくれる荷車さんたちが駐車スペースに待機しているのですが、彼らの賃金は距離にもよりますが、5分程度の距離であれば通常どう荷物が重くても50DHくらいとなっているものの。観光客の案内については複数の若い男性に囲まれ、1回200〜400DHもの高額の案内料を恐喝される事例が各地で多発しています。(特にマラケシュ)

弊社手配のリヤドにつきましては、弊社ドライバーがリヤドのスタッフと連絡をさせていただき、”自分が案内人です”という確認を取った場合でも、それを正式に証明する身分証等がある訳でも、また荷車さんは完全に1つのリヤドの専任であるという訳でもない事から、こちらがどの道、どの扉を開ければ良いのかわからないのを良い事に、こうした高額の案内料を請求するというトラブルが各地で後を絶ちません。
あらかじめリヤドの位置を知っていて道案内の必要がなく、アラビア語を話す在住外国人に対しても、いつまでもしつこく付いて来て同様にお金を請求するケースがあるくらい、問題はツーリストに限った事ではない事態にまでなっています。

これはドライバーとリヤドスタッフというモロッコ人同士が連携を取っても「自称・リヤドの荷車担当」という説明に騙されてしまう事があるので、言葉もできず、事情もわからないツーリストが予防しようにも限界がある問題となっておりますが。
この問題がリヤドの建物でも旅行会社の車両の中でもなく、「公道上」で発生している事から。
リヤド自身も、また行政も明確な解決法を見つけられず、現在大きな問題となっています。

弊社では、このようなトラブルを避けるため、ご自身でリヤドの位置を確認していただけるよう、弊社取引先のリヤドについてはオリジナルの詳細地図をお渡しし。
さらにドライバーからリヤド側に到着連絡と迎えの依頼を行わせていただいてはおりますものの、それでも同様のトラブルの発生を抑える方法が明確に見つかってはおりません。

お客様におかれましては「それならおたくのドライバーがついてきてくれればいい事だ」と思われるのも当然の状態ですが。
一つは大きく旧市街の狭い道での車両の駐車スペースの確保問題があること。
また、免許を持ったガイド以外の人間が外国人を案内してはならないという法律のため、ドライバーは下車してお客様に同行する事ができず。状況により警察に止められる事があるという理不尽な事態も事例として発生しているため、その方法も弊社の公式アナウンスとして、どちら様にも同じように対応させていただけるとはお伝えできない状態です。

このような事から
・荷車さんは1回50DH、あるいは荷物1個10DHx個数程度が観光客としての目安
・荷物が一つでも運び賃は20〜30DH

という目安はお伝えさせていただけるものの。
これ以上のぼったくり被害については誰の責任を問える状態でもなく。
弊社でも、到着連絡をリヤド側にさせていただき、リヤドにスタッフを送るように伝える以上の事はさせていただいておりますものの、その後に発生する可能性のある偶発的な問題について被害の救済をさせていただく事は出来ません。

これらの状態は、どんなにリヤドが魅力的な宿泊先であったとしても、初めてご旅行にいらっしゃるお客様におかれましては安全上の不安を覚える状態が残っていると言わざるを得ない事から。 これらのトラブルについて自力で立ち向かう事が難しく。万一のこういった状況を不安に思われるお客様につきましては、ホテルの前まで車両でご案内する事ができる、新市街の一般ホテルへのご宿泊の検討をお願いさせていただきます。

ページのトップへ戻る