砂漠・キャンプ泊関連
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キャンプの設備はどんなものですか?

まずテント1張りにつき、4~6名のお客様にお休みいただける大きさがありますので、基本的にグループにてお申し込みのお客様は、1つのテントの中にお休みいただけるようご用意させていただいております。
一人旅等グループとは別にご参加いただくお客様は、基本的に男女別に一人旅グループとしてテントをご用意させていただきます。

ただし混雑時等で別々のテントが用意できない場合には、中央部を布で仕切り、同一のテント内に別の「部屋」を設ける形でお休みいただきます。
またカップルのお客様につきましても、混雑などでテントの数が余裕を持って割り振れない場合、2名ずつ4名様でテント一張りの下にお休みいただく場合もございますので、あらかじめご了承下さいませ。

また、あくまでも砂漠のど真ん中ですので、水洗トイレやシャワーなどといった設備はございません。
簡易トイレはあるにはあるのですが、キャンプ用の簡易なものとなっておりますため、お客様によっては、青空トイレの方が気持ちが良いと思われるかもしれません。

ですので、基本的にトイレについては、キャンプから少し離れた星空の下こっそりと…という選択肢と併用していただいております。
ゴミが出た場合は、その場で燃やすか、持ち帰るなど、砂漠の自然が汚れぬようご配慮いただきますようお願いいたします。
洗面等でお湯が必要な場合は、スタッフにお申し付けいただければご用意いたしますので、お気軽にご依頼下さい。ただし、これもオアシスにわずかに湧き出る水を利用して用意することになりますので、基本的には飲用、洗面用とも、ミネラルのボトルを利用するものと思ってご用意いただくのが確実です。
(ミネラルウォーターは、砂漠に入る前の街でご購入いただくか、オアシス出発前に、出発地となるカフェホテルにてご購入いただけます)

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真冬のキャンプ泊は寒くないですか?

冬ですので、当然寒いです!…ですが、寒いからという事でキャンプ泊を選ばないお客様も、冬の空気の澄んだ時期だからこそキャンプ泊で、というお客様と両方いらっしゃいます。
ですので、このあたりはあくまでもお客様のお好みでご選択頂く事になりますね。

年中暑いと思われる砂漠ですが、基本的に、モロッコと日本の緯度はほぼ同じです。
また、湿度が相当に低くなるような乾燥のため、湿度がある日本よりも体感温度は低くなります。
このため、日差しがあれば暑くも感じるモロッコですが、冬の砂漠の服装は、ちょうどその時期に日本でしている冬の服装と同じと考えて頂いて問題ありません。

ラクダでの移動中、および日の出を待つ間等、基本的にあまり大きく体を動かす訳ではなくじっとしている事になるという事を考慮した上で、お荷物の許す範囲で防寒対策をして頂ければと思います。
ラクダに乗っている間は外に出ている手が冷えますので手袋があった方が良いでしょう。
首回りを温める事で体も大分温かさを感じられるのでマフラーも良いでしょう。耳をカバーする事ができると、さらに温かくなりますよ。
使い捨てカイロも有効ですし、風を遮断し、暖気をためるダウンジャケットは、寒がりの方にはマストアイテム。温かいセータやフリース等、この他にも重ね着で温かさを内側にためられるような服装にして頂くのが理想的です。

キャンプでの就寝時には 追加の毛布の貸し出しも行っておりますので、寒さを感じる場合にはキャンプスタッフに直接ご相談下さいませ。
寒さの感じ方は人それぞれですので、冷え性や普段から寒がりというお客様は、使い捨てカイロや赤外線靴下、タイツなど、日本でもされている防寒グッズをご用意頂く事をお勧め致します。
基本的にはパジャマに着替えられる方はほとんどいらっしゃらず、温かく体をしめつけない服装に着替えて頂く程度でお休みになられる方が多いでしょう。

また、お休みの間は、真冬には毛布の中にかくれていない顔などの部分がとても寒く感じる事があります。
この場合には乾燥を防ぎ、鼻やのどのトラブルを避けるためにも、顔に軽く毛布をかけて、顔の上に軽くスペースを作るようにして眠っていただけると、ぐっすりお休みいただく事ができます。
顔の上に毛布をかける事に抵抗があるお客様は、お持ちいただいたマフラーやタオルなどで代用していただくのも有効な方法でしょう。

夜の冷え込みは、寒波が入るとマラケシュでも早朝は2、3度くらいまで下がる事があります。
砂漠でも同様で、時に軽く霜が下りるくらいまで冷え込む事もあります。
(寒波が無ければ、冬期の早朝の日の出前後の気温は5、6度前後程度)

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キャンプ地にサソリや蛇はいませんか?

日々砂漠で生活をしているキャンプスタッフでも、蛇やサソリに遭遇する事はあまりないとのこと。実際、10年生活していても、サソリを見た事があるのは後ろ姿を1度だけ、蛇に至っては日本で見た数の方が多いくらいしか見た事がありません。
ただし、用心する事に越した事はありませんので、草むらや樹木など日陰のある所には近寄らない、靴を履く前にはたいてから履く、裸足で砂丘を歩き回らないなど最低限度の注意は必要です。

また、サソリについては刺されたら死ぬ、というイメージがありますが、モロッコでは日本でのハチと同じように、刺された後は酷く痛んで腫れが出るという症状が一般的で、アレルギー症状を起こして死ぬというのも稀、というのが一般的な症状だそうですのでご参考までに。

また、どちらかというと砂漠よりも多少湿気があるような草むらやオアシスのような所の方に暮らす事が多いのがサソリですので、ご旅行中も砂漠でないからといって出ない訳では有りませんのでご注意下さい。

そしてもちろん、万一刺された場合にはできるだけすみやかに病院での診察をお受けいただく事となります。

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キャンプ地には何を持って行けばいいですか?

キャンプ地にはタンク式の簡易水道がございますが、そんなに水をふんだんに使っていただける状態ではありません。
ラクダに乗って出発する前には、お一人様1本のミネラルウォーターをご用意させていただいておりますが、夏場等、歯磨きや洗顔、飲料用にそれだけでは足りないと思われる場合、ご自身が必要だと思う数だけご持参下さいませ。
基本的には夏の暑い時期で大量に水を飲む季節でなければ、ミネラルウォーター1本と洗面にわき水を利用することで、で問題なく1晩過ごす事ができるでしょう。 水のペットボトルはキャンプ地への出発地点となるロッジでも購入可能です。

キャンプ地までの荷物はお客様ご自身で運んで頂きますので、着替えなど身の回りのもの、貴重品など最小限のものをカバンやリュックにつめてお持ち下さいませ。夏等は、テントの外で星を見ながらお休みになられる方も多く、また冬場は気温が下がる事から温かい服装のままお休み頂く事をおすすめしておりますので、着替えのパジャマ等は必要ないかもしれません。
持参する必要のない残りの荷物は車内もしくはカフェホテルでお預かりさせて頂きますので、キャンプ地用に小さなリュックやバッグなどあると便利かと思います。
(残されたお荷物に盗難が発生した事はありませんが、お荷物そのものへの施錠等は、お客様ご自身でも責任を持って行っていただきますようお願いいたします。)

キャンプ地は月が出ている時など、明かり要らずなほど明るい日もございますが、ろうそく以外に明かりとなるものはありませんので、小さな懐中電灯などあると便利かもしれません。
なお、キャンプ地で出たゴミはお客様ご自身でお持ち帰り下さいませ。環境を守るためにもご協力よろしくお願い致します。

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60代ですが、キャンプに参加できるでしょうか?

これまでも弊社のツアーにご参加頂きました60歳代、70歳代のお客様にも、ご希望の方にはキャンプ泊をご利用頂いておりますので、年齢という意味では問題は無いかと考えております。
普段から山歩き等もなさっているという身体に自信のあるお客様の中には、80歳を越えてキャンプに出かけられる方もいらっしゃいました。 問題があるとしたら、ラクダの背中の幅が広く、ずっと股を広げた状態で座っていなくてはならないため、股関節に問題がある方には、年齢に関わらず、ロッジ泊の方がおすすめかもしれません。

ただ、体調や病癖ばかりはご本人様以外には分からない事。
旅行中や気温の変化などで体調を崩しやすい、疲れが溜まりやすい、水回りなど安心した所で休みたいなどのご希望のはっきりしておられるお客様はホテルをご利用頂いた方が良いかと思います。普段からの体調も合わせてご判断下さいませ。

ツアー中もご気分が悪くなりましたら、我慢をなさらずドライバーにその旨をお伝え下さいませ。

キャンプという事だけを躊躇しており、せっかくなので家族皆で出かけたいからという理由で説得を試みたいと思われるお客様は、それが人生において1日限りの挑戦であること、60代、70代で参加なされ、最終的には団体旅行などでは体験できない1日を過ごす事ができた事を帰国後にとても誇り、かつ自慢に思い、旅行話に花を咲かせているお客様もいらっしゃるようですので、そんな話を参考までにしていただくのも一つかもしれません。

たしかに団体旅行等の強行なスケジュールでは体調を崩される年配のお客様もいらっしゃり、これは日本人特有の傾向のようです。
ご年配のお客様のツアーは、安いからといって詰め込み型の物を選ばず、ゆったりしたスケジュールのものを選ぶ事。また、可能であれば平常時の血液検査結果をお持ちいただくと、いざ体調を崩して入院となった時に大変便利です。(普段からの数値が分からないと、低血圧、高血圧等も含めてその時限りの異常の一部と判断され、適切な判断ができない事もございます。)

熟年旅行での工夫
 http://www.mayoikata.com/M_JYOUHOU/guide/01_senior.html

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ラクダが暴れる事があると聞いたのですが…?

ラクダも生き物なので、機嫌が悪い事も時々あることです。
けれども、そうしたラクダ達のコンディションを把握し、トラブルの無いようにラクダを選び、つなぎ、お客様をご案内するのがシャムリエ(キャメルマン)達のお仕事。
単にラクダをひっぱるだけが仕事なのではないのです。

弊社では、砂漠キャンプの手配を行い、既に20年以上。砂漠のロッジにとっても大お得意様ですから、弊社のお客様に不利な条件が与えられる事はありません。
15年以上の経験を持つ専属のキャメルマンに、できるだけおとなしく、お客様を乗せて歩く事に問題の無いラクダを選ぶように特に注意して仕事を依頼しておりますので、必要以上にご心配いただく必要はありません。

ですが、なにぶん生き物ですので、100%安全・完璧を保証させていただけるわけれはありません。モロッコ側で用意させていただけるサービスとして保険に入るなどの対策はもちろん取らせていただいておりますが、ラクダ対策だけでなく、モロッコでは町中の小道を歩いているだけで自転車にぶつかったり、バイクに当たったりすることも、実は少なくありません。

また、おなかの調子を壊した等の理由で病院のお世話になる事もありますので、日本出国時に保険に入られる事を強くおすすめいたします。
クレジットカードの保険があるから、とお考えのお客様は、出発前に必ず保険適用の条件、申請の方法などをご確認下さい。大きな事故等に巻き込まれるなどしてしまった場合にも、自分自身安心していられる事ができるでしょう。

また、ラクダに乗っておられる間に鞍がずれてきたなと感じられる事がありましたら、遠慮なくシャムリエにお申し出下さい。(砂漠では日本人のお客様も多い事から、「待って」などの簡単な日本語はそのまま通じる事が多いです)

もっとも、ラクダ関連の事故では、ラクダが立ち上がる時・座る時に非常に前のめりになるのですが、その時にお客様がハンドルにしっかりつかまっておらずに落ちてしまうという事故が最も多くなっています。ラクダが動き出す時には、必ずしっかりおつかまり下さい。
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ロッジ泊とキャンプ泊、どちらがたくさん星を見れますか?

光の量の少なさで言えば断然キャンプ泊です。
ですが、弊社で利用しているロッジは、住宅が密集して明るくなっている村からはかなり離れた位置にありますため、ロッジから少し離れて頂くだけで十分に星空を満喫していただけるロケーションです。
選び方のポイントは、「一生に一度くらい、大自然、砂漠のど真ん中で過ごす夜を体験してみたい」と思われるならばキャンプ泊を。砂漠には行きたいけど、やっぱり温かいシャワーやきちんとしたトイレでスッキリ眠る事も捨て難い…という、「文明の便利さも捨てきれない」と思われるタイプならロッジ、もしくはホテル泊を、というところですね。

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ロッジ泊とホテル泊の違いは?

ロッジ(Auberge du Sud)は、周辺の建物もまばらな、大砂丘の先頭方面に位置しています。砂漠という自然の美しさを満喫するには文句の無い立地で、弊社でもガイドブックや雑誌の仕事等で他のホテルを利用する事がありますが、サービスやスタッフ、ロケーションの全てで、ここを上回る宿泊施設はないだろうというくらい、モロッコの砂漠の雰囲気を満喫できるホテルであると考えています。
フロントを出れば、もうそのまま砂丘という立地。そしてそれを見ながら入れるプール等、砂漠では考えられないような状況的贅沢が整っています。
お食事後の太鼓の演奏等も、なかなか本格的です。
ですが、まだ電気が届いていないエリアのため、24時間電気が使える状態ではないというデメリットがあり、またインターネットも3Gの回線がギリギリ入っている程度ですので、あまり期待できないという設備的な問題があります。

一方ホテル(Dar El Janoub)は、ハッセルビィ村の外れに位置しており、電気、水道等の設備は公共の物が利用でき、またインターネットも電話回線経由なので3Gよりは安定している…という、インフラ設備上の有利さがあります。
コンクリで作られたカッチリした建物ならではの清潔感もあるでしょう。
ただし、ホテルから砂のある所までは100mほどホテルの庭を歩かねばならず、一歩出たら砂の上…という感じではありません。
また、人の暮らしがある村の近くなので空がロッジよりも明るい事。
お隣にスペイン人オーナーの大型のホテルがあるため、少々にぎやかな事もある、という所がデメリット。
お仕事等の都合で、可能な限りインフラに期待できるホテルを利用したい、できるだけ「ホテル」らしさがある所が良いと思われるお客様は、ホテル泊の方が良いでしょう。

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女の子一人でキャンプ泊に参加しても平気ですか?

弊社では、この10年、多くの女性一人旅のお客様を受け付けておりますので、安心してご参加下さいませ。
今までのところ、お客様自身が「肩を組んで写真を撮るなんて馴れ馴れしすぎる!セクハラだ!」と思わない限り、それ以上に深刻な問題があった事はございません。
弊社はキャンプ地を管理しているホテルともう20年以上のおつきあいになり、お互いをまるで家族のように思うような関係です。モロッコでは、そんなに大事な相手の顔に泥を塗る様な事をとにかく失礼だと考える文化である事もあり、弊社のお客様は特に丁寧に、間違いのないように扱っていただいています。
「今までキミの会社に砂漠のキャンプ泊でクレームがあった事があるか?!キミん所のお客様が居る時は、“一緒に星を見に行こう!”とか言い出すスタッフのいないように徹夜で見張ってるんだから。だから見てくれ。この目の下のクマ~!」なんて冗談めかして、話してくれるくらいです。

もっとも、このホテルからは既に私どもの知る限り4名ほど、日本人女性とラクダ引きさんのカップルが誕生しています。
また、多くのラクダ引きさんが、外国人女性と結婚して砂漠を後にしています。
砂漠のほとりで貧しい暮らしをしてきた若者にとって、「海外へのビザ付き」の結婚は、まさに夢のようなもの。元々の願望として、外国人女性と結婚したいというモチベーションが無い訳ではありません。
イケメンスタッフが多いのも事実ですので、ご自身の振る舞いが相手に余計な妄想を与える事にならないようご注意いただきますとともに、とりあえず日々多くの外国人女性と多くのチャンスがありますから、ものすごく「飢えている」状態でもないので、そこまで身の危険がある訳ではありませんことも、お伝えしておきましょう。

万一砂漠のキャンプで逃げ出さなくてはならないような事になったとしても、そうした恐怖感を持つ女性も多い事から、キャンプ地には他の多くのホテルのテントも存在しています。助けを求めても、そこには全く誰もいない…という状態ではありませんので、不安に思われるお客様は、「いざとなったらお隣のテントに助けを求めにいけばいい」という事を覚えておいておかれると良いでしょう。
また、キャンプ地には他の国籍のお客様もいらっしゃいます。完全に一人、というケースはかなり稀になっておりますので、併せてご参考までに。

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